目で見る音楽理論
メジャーコードとは、ひとつの形である。
音名の並びから始めないでください。ひとつの安定した形をつくる音程の法則——4 + 3——から始めましょう。
まず音程の形を見る
3 つの点。ひとつの三角形。円のどこへでも動かせる、ひとつの正体。
メジャーコード = 4 + 3
これが正体です。ほかはすべて、その読み方にすぎません。
01 · 第一原理
コードは音名の並びではない
メジャーコードを C–E–G と言い表せば、得られるのは名前です。
1–3–5 と言い表せば、得られるのはスケールのなかでの読み方です。
しかし 4 + 3 と言い表したとき、たどり着くのはコードそのものの正体です。
TerryTrilla が出発点にするのは、この層です。
音程が先にある
音程は正体。円は位置を示すもの。音度は解釈。

そのうえで、同じ形を 1–3–5 とも読める
スケールのなかでなら、メジャーの形は音度に置き換えられます。その置き換えは役に立ちますが、正体そのものではありません。
第 1 音
安らぎの点。形はここから始まります。
第 3 音
メジャーの形に明るい性格を与える点。
第 5 音
三角形を完成させ、その姿を閉じる点。
同じコードを言い表す 3 つのやり方
音名は名前を、音度は文脈を、音程は正体を与えます。
名前
C–E–G
暗記するための音名の並び。
スケールでの読み方
1–3–5
スケールのなかでの文脈。
音程としての正体
4 + 3
動かせる、同一の構造。
4 + 3 を組み立てて、回してみる
名前は変わる。位置も変わる。音程の構造だけは変わらない。
どのメジャーコードも、同じ音程の法則を保っています。
回転が変えるのは位置であって、正体ではありません。
メジャーの形が安定して感じられる理由
メジャーの形が三角形なのは、3 つの点が 4 + 3 によって結びつけられているからです。
それは完全な対称ではありません。方向があり、釣り合いがあり、完結した感じがあります。
だからこの形は、こう感じられるのです。
- 安定している
- 開かれている
- 澄んでいる
- 解決している
長い説明を先に読む必要はありません。
音程の形を見れば、コードはわかります。
これが変えるのは、ひとつのコードだけではない
メジャーコードを音程の形として見た瞬間から、音楽はばらばらな事実の山ではなくなります。
移調は回転になり、コードは物体になり、スケールは文脈になり、和声は目に見えるものになります。
メジャーの形は、ひとつのコードにとどまりません。
それは、音楽の新しい見方への入り口です。
これがほんとうに意味すること
すべてのメジャーコードは、ほんとうにひとつの形なのですか?
そうです。どれも同じ音程の法則 4 + 3 を保っています。変わるのは位置だけです。
なぜ 1–3–5 から始めないのですか?
1–3–5 はスケールに依存するからです。コードは音程の構造として、スケールより先に存在します。
音程は重要ですか?
重要です。音程はコードの正体そのものです。音度は、その正体を読み取るひとつの方法にすぎません。
真ん中の点は、なぜそんなに重要なのですか?
その点が形に性格を与えるからです。メジャーコードでは、根音から 4 半音という最初の歩みによって現れます。