ドミナントサーティーンス #9
13#9
テンションコード
6音音程:
0 - 4 - 7 - 10 - 15 - 21Dom13 with augmented 9th
ドミナントサーティーンス #9について
サーティーンス・シャープナインス(C13♯9)は、ブルースの粗さと十三度の広がりを併せ持つ属和音です。構成音はド・ミ・ソ・シ♭・レ♯・ラ。ファンクとソウルの土台になる和音で、その役割では解決せず、鳴り続けます。
構成音と度数
度数は 1 – 3 – 5 – ♭7 – ♯9 – 13 です。上げたナインスは短三度と同じ音、十三度は長。ブルース特有の摩擦と、頂点の落ち着いた音とが同居します。
この組み合わせが、変化音を含みながら安定した和音を作ります。何小節も支えられるのは、短九度を持つ属和音にはめったにできないことです。
押さえ方
ギターでは x32345 でド・ミ・シ♭・レ♯・ラ。バレーと広げた手が要り、六十年代以降のリズムギターの語彙になっています。
ピアノでは左手に三度と七度、右手に二つのテンション。十三度は上げたナインスの上に置きます。逆にすると響きが固まります。
土台であって経過ではない
多くの変化属和音と違って、この和音はほとんど何も準備しません。区間全体の和声であり、バンドはその上で演奏し、メロディはその上に乗ります。
動きを作るのは管楽器やギターのリフで、和声ではありません。この役割の入れ替わりが、この和音を採用したジャンルの特徴です。
日本での広がり
ソウルとファンク、そしてビッグバンドのアレンジを通じて入り、その書法では定期的に現れます。
コード譜には C7 とだけ書かれることが多く、様式を知る人が耳で実現します。文字どおりの読みと様式にかなった読みの差が、ここでは大きく開きます。
よくある質問
C13♯9 の構成音は?
ド・ミ・ソ・シ♭・レ♯・ラです。ギターでは x32345。
解決させる必要はありますか?
ありません。区間全体を支え、動きはリフが担当します。
どのジャンルで使いますか?
ファンク、ソウル、ビッグバンドのアレンジです。