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ドミナントナインス

9

テンションコード
5音音程:0 - 4 - 7 - 10 - 14

Dom7 + major 9th

ドミナントナインスについて

ドミナントナインス(C9)は、属七の和音にナインスを足した五音の和音です。構成音はド・ミ・ソ・シ♭・レ。緊張の質も進む方向も属七と変わらず、加わったナインスがその押しをやわらげます。ジャズやボサノヴァでは、素の属七に代わってこちらが標準になりました。

構成音と省略

度数は 1 – 3 – 5 – ♭7 – 9、半音では 0 – 4 – 7 – 10 – 14 です。ナインスは二度のオクターブ上で、この距離が要点になります。ルートの隣なら濁り、オクターブ上なら色づきます。

指が足りなければ五度から省きます。ルート・三度・七度・ナインスがあれば和音は成立し、五度は付き添いにすぎません。

押さえ方

ギターでは x32333 がよく使われ、ド・ミ・シ♭・レが鳴ります。短いバレーで押さえられ、指板全体に移せます。

ピアノでは左手にルート、右手に三度・七度・ナインス。ナインスを上に置くと洗練された響きになり、三度のそばに下ろすと厚ぼったくなります。

何をする和音か

属七と同じく完全五度下へ引きますが、当たりがやわらかくなります。G9 から C への解決は G7 よりも角が取れ、ジャズやボサノヴァでは素の属七がほとんど姿を消しました。

解決させずに置くこともできます。落ち着いたリズムで二小節鳴らせばイントロを支えられ、緊張はあるのにテンポがそれを色に変えます。

ナインスの一族

C9 から三度を積み続ければイレブンス、サーティーンスへ進みます。ナインスは和音がまだ協和的でいられる段階で、イレブンス以降は三度とぶつからないための変化が必要になります。

ナインス自体を変化させると緊張した属和音になります。C7(♭9) は暗くディミニッシュに近く、C7(♯9) はブルース由来で粗い。長九度はその中間です。

よくある質問

C9 の構成音は?

ド・ミ・ソ・シ♭・レです。実際には五度を省いてド・ミ・シ♭・レ。

ギターでの押さえ方は?

x32333。ルート・三度・七度・ナインスで、五度は省きます。

五度を省いてよいのですか?

問題ありません。属和音の五度は情報を持たないので、最初に省かれます。