メジャーナインス
maj9
0 - 4 - 7 - 11 - 14Major7 + major 9th
メジャーナインスについて
メジャーナインス(Cmaj9)は、長七の和音にナインスを足した五音の和音です。構成音はド・ミ・ソ・シ・レ。トライトーンを含まないため、調性和声で最も充実した静止の響きになります。
構成音と省略
度数は 1 – 3 – 5 – 7 – 9、半音では 0 – 4 – 7 – 11 – 14 です。三度で積んだ四音の上にナインスが乗ります。
実際には五度を省き、ベースがいればルートも省きます。残るミ・シ・レだけで和音は判別でき、この痩せ方が濃い和声を澄んで聞かせます。
長七度とナインスは一緒に来る
コード譜に Cmaj7 と書かれていても、弾き手はほとんど反射的にレを足します。録音で鳴っているのは Cmaj9 のことが多く、譜面のほうが控えめなのです。
つまり書かれたとおりに弾くと、参考にした音源より硬い響きになります。これは採譜者の誤りではなく、記譜と演奏の役割分担です。
押さえ方
ギターでは x32430 が明快で、ド・ミ・シ・レ・ミが鳴ります。高い調では八フレットのバレー型に移り、どちらもナインスは上に置きます。
ピアノでは左手にルート、右手にミ・シ・レ。レをドのそばに下ろすと色が消えて摩擦だけが残ります。ナインスはルートから離すのが原則です。
どこに置くか
長調の静止する度数、つまり第一と第四です。ハ長調なら Cmaj9 と Fmaj9 が拡張されたトニックとサブドミナントで、間にカデンツを挟まずに並べても成立します。
アレンジの冒頭と終わりにも向きます。トライトーンがないので四小節続けても飽きが来ず、歌が入るまでギターがアルペジオで持たせるのに使えます。
よくある質問
Cmaj9 の構成音は?
ド・ミ・ソ・シ・レです。実際には五度を省き、ベースがいればルートも省きます。
なぜ緊張して聞こえないのですか?
トライトーンを含まないからです。長七度もナインスも色であって導音ではありません。
ギターでの押さえ方は?
x32430。二弦にナインスが来る形です。