マイナーイレブンス
m11
0 - 3 - 7 - 10 - 14 - 17Minor9 + perfect 11th
マイナーイレブンスについて
マイナーイレブンス(Cm11)は、マイナーセブンスをイレブンスまで積んだ和音です。構成音はド・ミ♭・ソ・シ♭・レ・ファ。短三度の上では完全十一度がぶつからないため、長三和音では不可能なこの拡張が普通に使えます。
構成音と度数
度数は 1 – ♭3 – 5 – ♭7 – 9 – 11、半音では 0 – 3 – 7 – 10 – 14 – 17 です。六音のうち五度が最初に省かれ、ナインスは記号に書かれていなくても残るのが普通です。
音階をそのまま鳴らしたような和音になります。すべての音がドリアンかエオリアンに属し、耳は和音というより響きの領域として受け取ります。
押さえ方
ギターでは x31331 でド・ミ♭・シ♭・レ・ファが鳴ります。短いバレーでほぼ足り、そのまま平行移動できます。
ピアノでは右手に B♭ の三和音、左手にドと置く人が多い和音です。全音下のベースに長三和音を乗せれば同じ集まりになり、これが最短の道です。
四度で積む
同じ音は三度ではなく四度で積むこともでき、モードジャズのピアノはそう弾きます。ドをベースに四度を四つ重ねると、三度が前に出ないまま Cm11 に聞こえます。
この形はソー・ホワット・コードとして知られ、この一覧にも別項があります。関係は文字どおりで、ベースを変えれば一方が他方になります。
どこで使うか
八小節、十六小節と続く静止したモーダルな場面です。イレブンスが反復に幅を与え、痩せて聞こえるのを防ぎます。
ドミナントの前の拡張された第二音度としても使えます。Cm11 のあとに F7 という形は鍵盤の書法では一般的で、ギターのコード譜ではまず Cm7 と書かれます。
よくある質問
Cm11 の構成音は?
ド・ミ♭・ソ・シ♭・レ・ファです。ギターでは x31331。
なぜマイナーでは十一度が使えるのですか?
短三度の上では一音半離れており、長三度で起きる半音の衝突が生じないからです。
別のベースの上の三和音として弾けますか?
弾けます。ドをベースにした B♭ の三和音で、主要な音は同じです。