マイナーナインス b5
m9b5
0 - 3 - 6 - 10 - 14Half-diminished + major 9th
マイナーナインス b5について
マイナーナインス・フラットファイブ(Cm9♭5)は、ハーフディミニッシュに長九度を足した和音です。構成音はド・ミ♭・ソ♭・シ♭・レ。長九度は第二音を上げたロクリアンから来ていて、緊張の和音をほとんど心地よい響きに変えます。
構成音と出どころ
度数は 1 – ♭3 – ♭5 – ♭7 – 9 です。ナインスは長で、これが普通のハーフディミニッシュとの違いになります。あの和音本来の音階なら短九度が来るからです。
この長九度は旋律的短音階の第六音度、いわゆる第二音を上げたロクリアンから来ています。ハーフディミニッシュを広く響かせたいときの標準的な選択です。
押さえ方
ギターでは Cm7(♭5) の形 x3434x を弾き、ナインスは別の楽器に任せるのが普通です。五音は十フレット以下では手に収まりません。
ピアノでは右手に三度・減五度・七度、頂点にレ、左手にルート。この配置ならナインスが減五度と場所を争わずに光ります。
どこに置くか
短調の第二音度で、普通のハーフディミニッシュの代わりに、カデンツをやわらかくしたいときに使います。Dm9(♭5) から G7(♭9)、そして Cm という流れです。
静止したハーフディミニッシュの上でも有効で、長九度が響きの窮屈さを取ります。ギターのコード譜にはまず現れません。
長九度と短九度
ハーフディミニッシュの上ではどちらもあり得て、選択が音階を決めます。長九度なら第二音を上げたロクリアン、短九度なら本来のロクリアンです。
決めるのはメロディです。旋律が長九度を通るならこの表記が正しく、短九度を通るなら伴奏に長九度を書くと衝突します。
よくある質問
Cm9♭5 の構成音は?
ド・ミ♭・ソ♭・シ♭・レです。ギターでは Cm7(♭5) の形を弾き、ナインスは他に任せます。
長九度はどこから来ていますか?
旋律的短音階の第六音度、第二音を上げたロクリアンからです。
Cm7♭5 の代わりに使うのはどんなとき?
短調のカデンツを広く響かせたいときで、メロディが短九度に居座っていない場合です。