四度堆積(4音)
q4
0 - 5 - 10 - 15Stacked perfect 4ths (4 notes)
四度堆積(4音)について
四音のクォータルコードは、完全四度を三つ積み重ねた和音です。Cならド・ファ・シ♭・ミ♭。四度をもう一つ足しても安定するわけではなく、広くなるだけですが、この大きさになると四度の和声は断片ではなく言語として響き始めます。
構成音と度数
半音では 0 – 5 – 10 – 15、完全四度が三つでオクターブと四度の幅になります。三度はどこにもなく、中心として働く音もありません。
オクターブ内に畳むとド・ミ♭・ファ・シ♭で、五度のないマイナーイレブンスの記述にもなります。どちらに読むかは完全にベース次第です。
押さえ方
ギターでは x-3-3-3-4-x で三音の積みにミ♭が加わります。手の形はほとんど変わらず、図形を保ったまま指板を移動させるのが普通の使い方です。
ピアノではモーダルな伴奏の基本形になります。右手に四音、左手にルート、同じ塊を音階に沿って動かす。六十年代のジャズで広まった手法です。
検索はないが、使用はある
三音版と同じく、この和音も日本語では名前で検索されていません。カタログに載る理由も同じで、実践の中に存在し、出会った人が読む場所が要るからです。
二つの実際的な違いは密度です。三音はほのめかし、四音は決定になります。ここから先、四度の和声は一曲を支えられるようになります。
ソー・ホワット・コードとの関係
三つの四度の上に長三度を足すと五音の配置になり、それがソー・ホワット・コードとして知られる形です。この一覧にも別項があります。
関係は直接的で、一方は純粋な積み重ね、もう一方は頂点に三度の一歩を持つ同じ積み重ねです。その一音が、ただ終わるのではなく締めくくる形を与えます。
よくある質問
四音のクォータルコードの構成音は?
ド・ファ・シ♭・ミ♭です。完全四度が三つ。ギターでは x-3-3-3-4-x。
三音版との違いは?
密度です。四音なら一曲を支えられ、三音は断片のように響きます。
別の和音として読めますか?
読めます。オクターブ内に畳めば五度のないマイナーイレブンスで、ベースが決めます。