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ドミナントセブンス b5

7b5

オルタードコード
4音音程:0 - 4 - 6 - 10

Dom7 with diminished 5th

ドミナントセブンス b5について

セブンス・フラットファイブ(C7♭5)は、完全五度を減五度に置き換えた属和音です。構成音はド・ミ・ソ♭・シ♭。二つのトライトーンを含み、しかも珍しい性質を持ちます。トライトーン離れた属和音 F♯7♭5 とまったく同じ音でできています。

構成音と度数

度数は 1 – 3 – ♭5 – ♭7、半音では 0 – 4 – 6 – 10 です。三度と七度のトライトーンに加え、ルートと減五度の間にもう一つ。二つが交差し、その飽和から浮遊した響きが生まれます。

四音はすべて全音音階に属します。アドリブでまずこの音階を選ぶのは、和音と矛盾する音がひとつもないからです。

自分自身が裏コード

ド・ミ・ソ♭・シ♭は F♯7♭5 の音を並べ替えたものです。裏コード、つまりトライトーン離れた属和音への置き換えが、ここでは一音も変えずに成立します。

実際には同じギターフォームが、遠く離れたルートを持つ二つの和音を兼ねます。どちらに聞こえるかを決めるのはベースで、この経済性を持つ和音はほかにほとんどありません。

押さえ方

ギターでは x-3-2-3-x-2 でド・ミ・シ♭・ファ♯。ファ♯はソ♭の異名同音です。完全五度は最初から存在しないので、形はすっきりしています。

ピアノでは右手に三度と七度、その上に減五度。三度の下に置くと濁り、伴奏する側にとって読みにくい響きになります。

いつ使うか

完全五度下の和音の前で、素の属和音より緊張がほしいが、完全に変化させた和音までは要らない場面です。条件はメロディが完全五度に居座っていないこと。

日本語のコード譜では書かれることが少なく、C7 とだけ記されます。管楽器の書法では明記され、そこでは五度の違いがはっきり聞こえます。

よくある質問

C7♭5 の構成音は?

ド・ミ・ソ♭・シ♭です。ギターでは x-3-2-3-x-2。

なぜ F♯7♭5 と同じなのですか?

同じ四音でできているからです。裏コードへの置き換えが音を変えずに成立します。

どんなスケールを使いますか?

全音音階です。和音の音はすべてその中にあります。