メジャーセブンス sus2
maj7sus2
0 - 2 - 7 - 11Sus2 + major 7th
メジャーセブンス sus2について
メジャーセブンスサスツー(Cmaj7sus2)は、三度を二度に置き換え長七度を保った和音です。構成音はド・レ・ソ・シ。調性も緊張も示さない質感の和音で、長短を明かさずに広く響かせたい場面のために使われます。
構成音と度数
度数は 1 – 2 – 5 – 7、半音では 0 – 2 – 7 – 11 です。長七度とオクターブが半音、二度とルートが全音。小さな音程がルートの周りに集まります。
この密集が房のような印象を作ります。機能的な意味では不協和ではなく、動きを要求する音はひとつもありません。
押さえ方
ギターでは x3000x でド・レ・ソ・シ。四音のうち三本が開放弦で、この楽器で最も簡単な形のひとつなのに、コード譜にはほとんど出てきません。
ピアノでは散らす必要があります。二度を下、長七度を上、五度を中間に。詰めると弦楽器向きの塊になり、伴奏には使いにくくなります。
どこで使うか
イントロ、間奏、劇伴です。三度がないので調性を決めず、長七度があるので古びて聞こえない。調をまだ開いておきたいときに便利な組み合わせです。
ペダルを踏んだピアノソロにも向きます。伸ばすと和声ではなく残響のように鳴り、その場合の役目は導くことではなく場所を作ることです。
コード譜での書かれ方
メジャーセブンス sus2 がこの名前で書かれることは稀です。同じ色は三度なしの Cmaj9 と書かれるか、別のベースの上の三和音として、たとえばドをベースにした Gadd9 と書かれます。
完全な表記が出てくるのはアレンジのスコアです。日本語の歌本にはまず登場しません。
よくある質問
Cmaj7sus2 の構成音は?
ド・レ・ソ・シです。ギターでは x3000x。
長調ですか、短調ですか?
どちらでもありません。三度がないので調性は決まりません。
どんな場面で使いますか?
イントロや劇伴、ペダルを使ったピアノソロなど、和声を導くより空間を作りたい場面です。