マイナーメジャーセブンス
mMaj7
0 - 3 - 7 - 11Minor + major 7th
マイナーメジャーセブンスについて
マイナーメジャーセブンス(Cm(maj7))は、マイナートライアドに長七度を重ねた和音です。構成音はド・ミ♭・ソ・シ。短三度が暗くし長七度が輝く、その衝突から生まれる緊張を、音楽はほとんどいつも同じ場所で使います。
構成音と度数
度数は 1 – ♭3 – 5 – 7、半音では 0 – 3 – 7 – 11 です。長七度とオクターブの間は半音、短三度と長七度の間は長七度。この二つが同居することは滅多にありません。
結果として、不協和ではないのに不安定な和音になります。完全五度が支えている一方、オクターブをかすめる七度が落ち着かせません。
半音で下る定型
典型的な用法は、同じベースの上に四つの和音を並べる形です。Dm・Dm(maj7)・Dm7・Dm6。声部がひとつだけレ・ド♯・ド・シと下り、ほかは動きません。
この形は歌謡曲、ミュージカル、劇伴を横断し、長らく緊張の合図でもありました。この動きの外で単独に現れることは多くありません。
どこから来ているか
和声的短音階と旋律的短音階の第一音度です。どちらも導音が上げられ、その上げられた音がトニックの長七度になります。
つまり外来音を持つマイナーではなく、特定の音階のトニックそのものです。コード譜では通過点に見えるのは、調性音楽がその音階に長く留まらないからです。
押さえ方
ギターでは x35443、三フレットのバレーです。完全な Cm から二弦の音を半音下げた形で、弾き手もそう捉えます。動いている Cm、という感覚です。
ピアノでは左手がルート、右手がミ♭・ソ・シ。長七度は上に置きます。同じ音域でルートの近くに置くと、輝きではなく衝突になります。
よくある質問
Cm(maj7) の構成音は?
ド・ミ♭・ソ・シです。ギターでは x35443。
どこで一番よく使いますか?
ベースを保ったまま下る定型、Dm・Dm(maj7)・Dm7・Dm6 の中です。
どの音階から来ていますか?
和声的短音階と旋律的短音階の第一音度です。上げられた導音が長七度になります。