サスツー
sus2
0 - 2 - 7Root + major 2nd + perfect 5th
サスツーについて
サスツー(sus2)は、三度を長二度に置き換えた和音です。Cならド・レ・ソで、表記は Csus2。sus4 と同じく調性を示しませんが、前へ押す sus4 に対してこちらはただ開くだけで、何小節でもそのまま置けます。
構成音と度数
度数は 1 – 2 – 5、半音では 0 – 2 – 7 です。二度はルートから全音の距離にあり、わずかな摩擦は生まれますが緊張にはなりません。
三度がないので長調か短調かを述べません。メロディがまだ決めていない場面で役に立ち、イントロが sus2 から始まる曲が多いのはそのためです。
押さえ方
ギターでは Csus2 が x30013、Dsus2 が xx0230 で、後者は開放のDと同じくらい簡単です。Asus2(x02200)と Esus2(024400)も自然に出てきます。
ピアノでは三音を二オクターブに散らすのが基本です。同じ音域に固めるとルートと二度がぶつかり、離せば求めていた広がりになります。
同じ音、二つの名前
ド・レ・ソは Csus2 とも読めますし、ソを最低音にすれば Gsus4 でもあります。構成音は同じで、違うのはどの音が下を支えているかだけです。
アレンジではこれが資源になります。ギターの形はそのままに、ベースが動くだけで別の和音になり、左手を変えずに和声が進みます。
どこで使うか
決めつけずに伴奏したいときです。歌の下でアルペジオを弾けば、長短の判断はメロディに委ねられます。イントロ、間奏、語りの下などで効きます。
リバーブをかけたクリーンギターの音色とも相性がよく、開放弦と五度は響きの尾がきれいに残ります。三和音をそのまま伸ばすと濁る場面で使えます。
sus2 と add9
Csus2 は三音で三度がありません。Cadd9 は四音で三度を残し、レをオクターブ上に足します。二つを分けているのはミ、つまり調性を決める音です。
コード譜では同じ形が両方の名前で書かれることがあります。弾き手は質感で選べばよく、三度があれば厚く、なければ開いて少し宙に浮きます。
よくある質問
Csus2 の構成音は?
ド・レ・ソです。三度が長二度に置き換わっています。
Csus2 と Cadd9 は同じですか?
違います。Csus2 には三度がなく、Cadd9 は三度を残したうえでナインスを足します。
どんな場面で使いますか?
長短を決めたくない場面です。イントロや間奏、メロディに色を委ねたい伴奏で使われます。