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サス b9(シェル)

susb9

サスペンデッドコード
3音音程:0 - 1 - 5

Root + minor 2nd + perfect 4th — фригийский V (04-L9, 08-E12c)

サス b9(シェル)について

サス・フラットナインス(shell)は三音の和音です。ルート・下げた二度・四度で、Cならド・レ♭・ファ。フリジアンの響きを最小限の音数で言い切った形で、三度も五度もなく、モードを疑いなく決める音がひとつだけ入っています。

構成音と度数

半音では 0 – 1 – 5 です。二度がルートの半音上まで下がり、その上に四度が乗ります。

この下げた二度がフリジアンの印です。完全四度と組み合わせるモードはほかにないので、三音で場所が決まります。

押さえ方

ギターでは x-3-x-x-2-1 でド・レ♭・ファ。高音側の二音が近く、和音は短く、伴奏の土台というより身振りとして使われます。

ピアノでは下げた二度をルートよりはっきり上に置きます。半音が色になるためで、低音に貼り付けると響き全体を支配します。

フリジアンのカデンツ

このモードを特徴づける終止は順次下行してトニックに至ります。イ短調なら Am・G・F・E。イベリア半島の伝統音楽ではジャンルそのものの土台になっています。

日本語の repertoire では稀で、多くはギターと地中海系の音楽を通じて入ります。耳のほうがモードの名前より先に知っている響きです。

なぜ三音で足りるのか

何も決めない音を落としているからです。五度はモードの情報を持たず、三度は長短を確定させてしまいます。避けたいのはまさにそれです。

残るのはフリジアンを一義に決める最小の音の集合です。この配置の考え方であり、検索がなくてもカタログに置かれている理由でもあります。

よくある質問

サス・フラットナインスの構成音は?

ド・レ♭・ファです。ギターでは x-3-x-x-2-1。

なぜフリジアンに聞こえるのですか?

下げた二度と完全四度の組み合わせが、フリジアンを一義に決めるからです。

三度は入りますか?

入りません。三度がないので、機能和音ではなくモードの宣言にとどまります。