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ビバップ・マイナー

ビバップ
8音音程:2 - 1 - 1 - 1 - 2 - 2 - 1 - 2

ビバップ・マイナーについて

ビバップ・マイナースケールは 1 2 ♭3 3 4 5 6 ♭7、ドリアンの短三度と四度のあいだに長三度を経過音として足した八音です。ドからは ド・レ・ミ♭・ミ・ファ・ソ・ラ・シ♭ になります。八音になることで、八分音符のラインでは短六の和音の構成音が表拍へ落ちます。

二つの三度のあいだの経過音

半音差で並ぶ二つの三度が、この音階の目印であり、旋法ではなくスタイルとして響く理由です。ミ♭ と ミ が音階の中ほどで隣り合い、そこを通り抜けるラインは、ドリアン単体にはない半音の押し出しを持ってファへ到達します。

長三度はあくまで経過音です。ド・マイナーの和音の上で伸ばせば和音は長三和音に変わってしまいますが、実際の演奏速度で ミ♭ からファへ向かう途中に置かれるかぎり、耳は半音の一歩として受け取り、三度としては聞きません。

拍に落ちるのはどの音か

ドから八分音符で数えると、表拍に来るのは ド・ミ♭・ソ・ラ、すなわちドのマイナー・シックスの和音です。ビバップ・メジャースケールと C6 の関係を短調へ移したもので、この音階がなぜこの形で成り立っているかの答えでもあります。

したがって居場所は短六の和音と、六度が使える短七の和音になります。スタンダードの短調の主和音や、ラインを止めずに進めたい短調の II–V の二度です。調の上で短六度が要求される短和音の上では、ラが和声とぶつかります。

二つの音階、二つの名前、繰り返される混同

ビバップ・マイナーという名前は教則本によって指すものが違います。ある本ではこの八音、つまり長三度を足したドリアンを指し、別の本では長七度を足したドリアン、すなわち ド・レ・ミ♭・ファ・ソ・ラ・シ♭・シ という別の集合を指します。どちらも実在し、どちらも使われていて、動いているのは名前だけです。

この一覧では構成音で二つを分け、後者にはビバップ・ドリアンとして独立したページを与えています。本や先生から名前で音階を渡されたときは、どちらの話なのかを決める前に音を数えるのが確実です。違いは八つ目の一音に尽きます。

ドリアンから覚える

新しい形として覚えるより、すでに知っている形の変化として覚えるほうが早い音階です。ドリアンを弾き、短三度と四度のあいだに一音を差し込む。同じ弦、あるいは同じ指で処理し、それ以外の指づかいは変えないでおきます。

効く練習は、コードトーンのそれぞれから順に八分音符で流し、各小節をコードトーンで終えることです。ド・ミ♭・ソ・ラ の四つを起点に回します。鍛えられるのは速さではなく置き方で、短和音の上のラインにそのまま移ります。

よくある質問

ビバップ・マイナースケールの構成音は何ですか

八音です。1 2 ♭3 3 4 5 6 ♭7 で、ドからは ド・レ・ミ♭・ミ・ファ・ソ・ラ・シ♭ になります。

ドリアンに一音足しただけですか

そのとおりです。ドリアンに、短三度と四度のあいだの経過音として長三度を加えた形になります。

どの和音で使いますか

短六または短七の和音です。ドからなら Cm6 は ド・ミ♭・ソ・ラ で、この四音が表拍に落ちます。

なぜビバップ・ドリアンと呼ぶ本があるのですか

名称が統一されていないからです。この音階も長七度を足したドリアンも、両方の名で印刷されています。音を数えて判断してください。

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