リディアン
2 - 2 - 2 - 1 - 2 - 2 - 1リディアンについて
リディアンは第4音を半音上げたメジャースケールです。1 2 3 #4 5 6 7、Fから弾けば白鍵だけになります。上げた一音が完全4度から第3音への引力を取り除き、その結果、七つのダイアトニック旋法でもっとも明るい響きになります。
一音でなぜ明るくなるのか
メジャースケールの第4音はトニック和音の第3音の半音上にあり、そこへ落ちたがります。半音上げるとその引力が消え、代わりに主音との間に三全音ができます。下で解決を求めるものがないため、耳はそれを緊張ではなく広がりとして受け取ります。
同じ上げた第4音は第2音上にメジャー和音を作ります。FリディアンならGで、トニックとこの和音を往復させるだけで旋法はすぐに聞き分けられるようになります。
どこで鳴っているか
劇伴は驚きや飛翔、広い風景にリディアンを当ててきました。メジャー和音の上の♯11はもはや旋法の選択というより定型句です。ジャズではメジャー7thの和音に対する既定のスケールで、完全4度だと和音の第3音とぶつかるためです。
歌の中では短い区間に現れます。全曲をリディアンで通すと重さがなくなります。狙ってやれば効果ですが、うっかりそうなると問題です。
聞こえるようにするには
低音にFを置いて白鍵を弾いてください。主音が固定されると、BはCメジャーの一音ではなく旋法の色として響き始めます。その錨がなければ耳はCに戻り、旋法は消えます。
即興では、トニック和音の上でフレーズを上げた第4音で終える練習が効きます。旋法を示すのはその音だけであり、通過音ではなく着地点として扱うことが、メジャースケールの演奏との分かれ目になります。
取り違えと隣の旋法
まず素のメジャー、一音違いです。次にリディアン・ドミナント。こちらも♯11を持ちますが♭7で、メロディックマイナーの系統に属します。ドミナント和音に合うのはそちらで、リディアンはメジャー7thに合います。
リディアンはメジャースケールの第4旋法で、FリディアンとCメジャーは構成音が同じです。隣は一段暗いアイオニアンと、♯11の代わりに♭7を持つミクソリディアンです。
よくある質問
リディアンとは何ですか
第4音を上げたメジャースケールです。1 2 3 #4 5 6 7、Fからなら白鍵だけです。
メジャースケールとの違いは
一音です。第4音が半音高く、Fなら B♭ ではなく B が入ります。
どのコードで使いますか
メジャー7thの和音、とくにその調のトニックでないものです。ドミナントにはリディアン・ドミナントを使います。
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