オリエンタル
1 - 3 - 1 - 1 - 3 - 1 - 2オリエンタルについて
オリエンタルスケールは 1 b2 3 4 b5 6 b7 です。Cからなら C D♭ E F G♭ A B♭。下げた2度と下げた5度が、長3度を持つ音階の中に同居している——珍しい組み合わせで、この音階の響きはすべてそこから来ます。
下げた2度の上の長3度
耳が最初に掴むのは、下げた2度と長3度のあいだの増2度です。これはビザンチンスケールともフリジアン・ドミナントとも共有しています。分かれ目はその上にあります。5度が下げられ、6度は長6度のままなので、上半分があの二つのようには落ち着こうとしません。
減5度はここでは経過音ではなく音階の一つの度数です。旋律はそこを通り抜けるのではなく、そこに乗る。解決ではなく宙づりに聞こえるのはそのためです。
どの音からでも組み立てる
数え方は、半音、増2度、半音、半音、増2度、半音、全音。Cからは C D♭ E F G♭ A B♭、Eからは E F G♯ A B♭ C♯ D、Aからは A B♭ C♯ D E♭ F♯ G です。
下敷きになっているミクソリディアンから七つのうち二つが変えられており、そう捉えたほうが——下げた2度と下げた5度を持つドミナント系の音階——七つの音をばらばらに覚えるより早く指に入ります。
名前と出自
西洋の理論書はこれをオリエンタルの名で載せますが、これは十九世紀のラベルであって特定の伝統の記述ではありません。ダブルハーモニックスケールの第5モードとして扱う資料もあります。アラブの実践には似た音程が複数のマカームにありますが、対応は厳密ではなく、おおよそのものです。
ここでは名前が普段以上に重い。日本語の資料がオリエンタルスケールと呼ぶものは、東洋の音楽という広い観念から組み立てられた西洋側の構成物です。音程の並びとして使うのが誠実であって、誰かの音楽についての主張として使うものではありません。
下に置かれる和音
トニックは5度を下げたドミナント7thです。Cからなら C E G♭ B♭。つまりこの音階はオルタード・ドミナントに属し、メジャーやマイナーの三和音のためのものではありません。実際の入り口はそこで、7♭5がすでに鳴っている場所で機能します。
その和音を越えると和声は痩せており、和音を付けるより、動かないベースの上で旋律的に使われることのほうが多い。主音と4度のドローンがいつもの舞台です。
混同されやすいもの
フリジアン・ドミナントが最も近く、使用頻度でははるかに上です。1 b2 3 4 5 b6 b7、完全5度と下げた6度を持ちます。この二つの取り違えがよくある誤りで、和音の上に乗せれば違いはすぐ聞こえます。
ビザンチンスケールは下の四音を共有し、上で分かれます。あちらは完全5度と導音を持つ。こちらが宙づりのままのところで、あちらは閉じます。
よくある質問
オリエンタルスケールはどの音でできていますか。
七音です。1 b2 3 4 b5 6 b7。Cなら C・D♭・E・F・G♭・A・B♭。
どんな和音の上で使いますか。
5度を下げたドミナント7th、Cからなら C・E・G♭・B♭ の上です。
フリジアン・ドミナントとの違いは。
フリジアン・ドミナントは完全5度と下げた6度。こちらは5度が下がり、6度は長6度のままです。
アラブの音階ですか。
名前は西洋側のラベルで、特定のマカームを指すものではありません。似た音程は複数のマカームにありますが、対応はおおよそです。
ダブルハーモニック系の関連スケール
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