リディアン b3
2 - 1 - 3 - 1 - 2 - 2 - 1リディアン b3について
リディアン ♭3 は 1 2 ♭3 ♯4 5 6 7、短三度を持つリディアンです。ドからは ド・レ・ミ♭・ファ♯・ソ・ラ・シ になります。ハーモニックメジャースケールの第四モードで、リディアン・ディミニッシュトとも呼ばれます。
リディアンとの違いは一音
リディアンは 1 2 3 ♯4 5 6 7、長音階の第四モードで七つのうち最も明るい音階、すなわち四度を上げた長調です。ここでは三度が下がり、音階は長調から短調に変わりますが、増四度と長七度はそのまま残ります。
この組み合わせは珍しく、聞き分けやすい響きを生むのもそこです。短三度が音階を短調にし、長七度が導音を与え、増四度がルートから三全音の位置に立ちます。合わせるとマイナーメジャーセブンス、そこに ♯11 が加わったコードを描きます。
ドリアン ♯4 との違いは一音
ドリアン ♯4、ハーモニックマイナーの第四モードは 1 2 ♭3 ♯4 5 6 ♭7 です。リディアン ♭3 とは六音を共有し、違うのは七度だけ。あちらが短七度、こちらが長七度です。その一音がすべてを決めます。
ドリアン ♯4 はマイナーセブンスの上に置かれ、カタログのブルース寄りの一角に属します。リディアン ♭3 はマイナーメジャーセブンスの上に置かれ、トニックに属します。取り違えはすぐに耳につき、この音階で最も多い誤りです。
コード進行での置きどころ
短調のトニックを解決させたくないとき、この音階が効きます。マイナーメジャーセブンスは長く鳴らすと緊張が持続する和音で、そこに ♯11 が加わると、暗さではなく張りとして聞こえます。映画音楽がこの響きを好むのはそのためです。
ルートとファ♯ の三全音は、コードの上で伸ばせば ♯11 になり、通過音として使えば音階を明るくするだけです。どちらに聞こえるかはベースが決めるので、線に書き込む前に耳で試す価値があります。
ギターでの扱い
リディアンの形からは一動作で到達します。三度を一フレット下げ、ほかは何も変えません。一オクターブにつき一弦だけの変更で、聞こえる結果は手間に見合いません。
この一族全体に言えることですが、モードごとに七つの形を覚えるより、ハーモニックメジャースケール一つを手に入れて七か所から始めるほうが効率的です。リディアン ♭3 はその四番目の入口にあたります。
よくある質問
リディアン ♭3 の構成音は何ですか
七音です。1 2 ♭3 ♯4 5 6 7 で、ドからは ド・レ・ミ♭・ファ♯・ソ・ラ・シ になります。
リディアン・ディミニッシュトと同じですか
同じ音です。二つ目の名は三度を下げたリディアンを指します。
ドリアン ♯4 とどう違いますか
七度です。ドリアン ♯4 は短七度、こちらは長七度で、残る六音は共通です。
どのコードで使いますか
♯11 を伴うマイナーメジャーセブンスです。ドからは ド・ミ♭・ソ・シ に ファ♯ が加わります。
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