ミクソリディアン b2
1 - 3 - 1 - 2 - 2 - 1 - 2ミクソリディアン b2について
ミクソリディアン ♭2 は 1 ♭2 3 4 5 6 ♭7、二度を下げたミクソリディアンです。ドからは ド・レ♭・ミ・ファ・ソ・ラ・シ♭ になります。ハーモニックメジャースケールの第五モードで、♭9 を持ちながらナチュラルの十三度も欲しいドミナントに向きます。
ミクソリディアンとの違いは一音
ミクソリディアンは 1 2 3 4 5 6 ♭7、長音階の第五モードであり、ドミナントの音階といえばまずこれです。ここでは二度が半音下がり、ほかは何も変わりません。レがレ♭ になり、コードの上では ♭9 になります。
残りはすべてそのままです。長三度、完全四度、完全五度、長六度。名前に反して、この音階は見た目ほど変化していません。七音のうち一音であり、下のコードは普通のドミナントのままです。
フリジアンドミナントとの違いは一音
フリジアンドミナント、ハーモニックマイナーの第五モードは 1 ♭2 3 4 5 ♭6 ♭7 で、知名度は比較になりません。ミクソリディアン ♭2 との違いは六度だけです。こちらがナチュラル、あちらが短六度です。
違いは即座に聞き取れ、置き換えは利きません。フリジアンドミナントのスペイン風・中東風の色は、五度の半音上に立つ短六度から出ています。それをナチュラルの六度に替えると色は完全に消え、明るいオルタードドミナントが残ります。スペイン風の音を求めて来たのであれば、必要なのはフリジアンドミナントです。
増二度の位置
ミクソリディアン b2 では一族の増二度が短二度と三度のあいだに来ます。レ♭ からミまでが三半音です。最も広い一歩が冒頭に来るため、この音階には独特の出だしがあります。
この音階をうまく使う線は、その跳躍を通り抜けるのではなく意図的に置きます。♭9 からフレーズを始めて三度へ跳ぶと、二音で和声を宣言できます。音階を上まで駆け上がっても同じことはできません。
どこで使うか
長調のトニックへ解決するドミナントが自然な居場所です。ファイブに ♭9 が乗る長調のツーファイブワンでは、この音階がファイブを覆いながら解決を暗くしません。短六度なら暗くしてしまいます。
ギターではミクソリディアンの形から一音ずらすだけです。この一族に共通の近道もそのまま使えます。ハーモニックメジャースケールを一度覚えて第五音から始めるほうが、七つの運指を別々に覚えるより負担が軽くなります。
よくある質問
ミクソリディアン ♭2 の構成音は何ですか
七音です。1 ♭2 3 4 5 6 ♭7 で、ドからは ド・レ♭・ミ・ファ・ソ・ラ・シ♭ になります。
フリジアンドミナントとどう違いますか
六度だけです。ミクソリディアン ♭2 はナチュラル、フリジアンドミナントは短六度で、残る六音は同一です。
どのコードで使いますか
♭9 とナチュラル 13 を持つドミナントセブンスです。ドからは C7♭9 にラを加えた形になります。
スペイン風の響きになりますか
なりません。その響きはフリジアンドミナントの短六度から出ており、ここでは六度がナチュラルです。
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