フリジアン b4
1 - 2 - 1 - 3 - 1 - 2 - 2フリジアン b4について
フリジアン ♭4 は 1 ♭2 ♭3 ♭4 5 ♭6 ♭7 です。ドからは ド・レ♭・ミ♭・ファ♭・ソ・ラ♭・シ♭ になります。ハーモニックメジャースケールの第三モードであり、下げられた四度は通常の七つのモードのどこにも存在しません。
フリジアンとの違いは一音
フリジアンは 1 ♭2 ♭3 4 5 ♭6 ♭7、長音階の第三モードで、通常の七つのうち最も暗い音階です。ここでは四度が下がります。ファがファ♭ になり、音階がすでに持っている短三度の半音上に並びます。
この位置で隣り合う二つの音度が半音差である、というのがモードの性格のすべてです。ミ♭ と ファ♭ は短三度と長三度が隣接して聞こえ、一方から他方へ動く線は三度から四度への進行には聞こえません。コードが短調か長調かを決めかねているように聞こえます。
フリジアンドミナントとは別物
フリジアン系の変化音階を探すと、まず出てくるのはフリジアンドミナント、1 ♭2 3 4 5 ♭6 ♭7、ハーモニックマイナーの第五モードです。スペインや中東の響きを担うのはそちらで、使われる頻度も比較になりません。
フリジアン ♭4 はそこから三度と四度の二音が違い、その響きをまったく持ちません。目的がスペイン風の音であればフリジアンドミナントのページへ進んでください。ここで説明しているのは名前が近く用途の離れた別の音階です。
増二度の位置
ハーモニックメジャーのモードはいずれも増二度をちょうど一つ持ち、それは親音階の下がった六度に由来します。このモードでは下げた四度と五度のあいだにあります。ファ♭ からソまでは三半音で、この音階で最も広い一歩です。
この目印は必要です。音階の下半分は半音と全音の連なりで、単独では聞き分けにくく、位置を教えてくれるのはこの広い跳躍だけです。運指を組むときはそこから数えるのが確実です。
どのコードで使うか
ルートから三度を積むと ド・ミ♭・ソ・シ♭、マイナーセブンスになり、音階はそこに ♭9、♭13、そして問題の四度を加えます。すでに暗い場面のマイナーコードでは働きますが、安定したトニックにはなりません。短二度も下げた四度も、どちらも静止から遠ざける音だからです。
したがって実際の使用はほとんど短いものになります。解決前のマイナーコード一小節、あるいは半音の対を活かした一本の線のほうが、丸ごと一コーラスをこの音階で作るよりも実情に近い使い方です。
よくある質問
フリジアン ♭4 の構成音は何ですか
七音です。1 ♭2 ♭3 ♭4 5 ♭6 ♭7 で、ドからは ド・レ♭・ミ♭・ファ♭・ソ・ラ♭・シ♭ になります。
下げた四度は長三度と同じですか
音は同じでも機能が違います。四度として書かれ、音階がすでに持つ短三度の半音上に位置します。
フリジアンドミナントですか
違います。フリジアンドミナントは長三度と完全四度を持ち、スペイン風の響きを担うのはそちらです。
どのコードで使いますか
暗い場面のマイナーセブンスです。ドからは ド・ミ♭・ソ・シ♭ になります。
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